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【サイン・コサインいつ使うん?】【高校生へ!】高校の勉強の知識は人生に必要か?/大学生になって考えた、高校の勉強の必要性について【京大生が考えました】

「サイン・コサインいつ使うん?」

 
 
これは、笑いのニューウェーブこと、私の好きなお笑い芸人のネタの一部です。
 
ほんまそれ。
 
みなさんも一度は思ったことがあるはずです。(笑)
 

 

「ベクトルなんていつ使うんだ」
「世界史の年号なんて覚えて何になるんだ」
 
そう思いますよね。私もそう思います。
そこで、大学生になって改めて考えた、「高校の勉強って人生でいつ使うねん」についてまとめていきます。
 
 

 

 

 

 


「長々とブログ読むほどヒマじゃない!!」「結論だけ教えて!!」という方は、以下の【ざっくり解説】をご覧ください。(注意:本当にざっくりです。笑)

  

 

01.高校の勉強を人生で使う場面があるのか

01-1.「サイン・コサイン使ったことある?」

ありません!!!
 
大学生になって、少なくとも「あ〜〜、いま三角関数の知識使ってるわ〜〜(笑)」と思ったことは一度もありません。
数学や物理を扱う学部や職業につく方は、日常から使うのかもしれません。
でもそれ以外の方は三角関数を日常から使うことなんて、ほぼないでしょう。みなさんが見えないところでコンピュータがやってくれているので。(笑)
 

01-2.「『鳴くよ(794)ウグイス平安京』使ったことある?」

 
ありません!!!
 
歴史の年号を知りたいと思ったとしても、Siriに聞けば解決です。
年号を知っていれば、クイズ番組等で正解できるくらいのアドバンテージはありそうですが、「使わなければならない」という場面には、これまで出会ったことがありません。
 

01-3.まとめ 

これまでの話をまとめると、高校で習う知識「は」(ここ重要)、知らなくても別に人生で困らないということになります。(この後も読んでね!)
 
 
 
 

02.高校での勉強は人生に無意味か

自分はそうは思いません!!!(某芸人風ボイス)
 
なぜなら、高校で学ぶ内容自体(三角関数や年号)を使う場面は少ないかもしれませんが、それらを通して養った、「考え方」を使う場面は意外と多いのです。
 
……ここで少し例え話をしましょう。
 
みなさんは毎日食事をしますよね?
でも食べた食材の「栄養」がどこに役立っているか、実感できますか?
 
たとえばサラダを食べたとして、
 
「うわ〜〜!昨日食べたサラダに含まれるビタミンCやカルシウムが、右手の小指の爪を2ミリ伸ばすのに役立ったわ〜〜!!」(※栄養素とその効果は適当です。例え話なので。笑)
 
とか考えないですよね?てかそんなの分かりませんよね?(笑)
だからといって、
 
「お米とかお肉が体のどこに役立ってるか分かんないし、食べなくていいか!」
 
とはなりませんよね?
 
高校で学ぶ「内容」とそこで身につく「考え方」は、この「食材」と「栄養素」の関係と同じなのです。
 
お米やお肉という「食材自体」が体に役立つのではなく、それに含まれる「栄養素」が体に役立つ。でもその栄養素がどこに役立っているかはなかなか実感できない。
 
それと同じで、
三角関数や年号という「内容自体」が人生に役立つのではなく、それを学ぶことで身につく「考え方」が人生に役立つのです。でもなかなか「今使っている!」と実感できません。
 
つまり、「いつ使うか」は分かりませんが、知らず知らずに「いつも」使っているのです。
高校で学ぶ知識は、「脳の栄養」のようなものだと思います。
 
 
 
 

03.まとめ

ここまで話してきたことをまとめると、高校の勉強は、
 
  • 人生で「内容」それ自体を使うことは少ない
  • でもそこで身につく「考え方」は人生に役立つ
  • 実感できないけど確かに必要な「脳の栄養」 
 
という感じでしょうか。
 
それでも勉強する意味がわからない、納得できないという人は、「受験に使うから」と思えば良いのではないでしょうか。きっと後になって「ああ役に立ったな」と思う日が来ることを祈って。
 
 
 
それではこの辺で。失礼します。