京大生がメッタ斬り!「最近読んだ3冊のSF」【辛口かも】
突然ですが、あなたはSFが好きですか?
「なんか難しそう……」
「とっつきにくそう……」
と思う人も多いでしょう。
その通り!!!
SFは難しくてとっつきにくいです!!(笑)
でもそんな中でも「これは面白い!!」という作品もあります。
そこで、今回は私が最近読んだ3冊のSFについて、「面白い!」「つまんない!!」など、赤裸々に語っていきます。
01.僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ(ペア作品)
日本の作家乙野四方字さんの作品。
めっっちゃ泣けました。
SFで泣いたの初めてだ……。
SFの「とっつきにくさ」もあまりなく、しかも今どきの私たちに合うラブストーリーもあり、「泣ける」ストーリーになっています。
「SF読みたいけどどの本から読めばいいのか分からない……」
という人にオススメ。本当に泣ける……!
02.シルトの梯子
世界的に有名なグレッグ・イーガンの作品。
難しすぎる!!!!
言ってることが全然わからない!!!
これぞいわゆる正真正銘の「ハードSF」という感じです。
ゴリゴリの物理理論や難解な概念を用いて壮大なテーマを描いています。
あまりの難しさに半分も読まずに挫折してしまいました…………(涙)
03.スキャナー・ダークリー
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で有名なフィリップ・K・ディックの作品。
ディックファン向けの作品!!
ディック作品を読んでればより楽しめる!!
という感じの本です。
麻薬捜査官が自ら麻薬を投与して「おとり捜査」して自己を監視するうちに、自らも廃人になっていく———
「ドラッグ」「自己の分裂」「美女」など、ディック作品に頻繁に登場する設定が目白押しです。
やや難解な内容なので、ディックの作品を数作読んで、その世界観を理解してから読むとより良いかもしれません。
04.あなたにとってオススメの本は?
この3冊のオススメの対象を分けるなら、、、
といった感じです。
この機会にぜひあなたもSFデビューしてみてくださいね!
それではこの辺で。失礼します。