【文豪を読もう】高校生におススメな「文豪3選」【入試にも出るよ】
「精神的に向上心のない者は馬鹿だ」
「人間、失格」
「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」
これらのフレーズを聞いたことがある人も多いでしょう。
夏目漱石『こころ』
ですね。
でも、これらの本が、どんな物語か説明できるひとは少ないのではないでしょうか?
「なんとなく知ってるけど、あんまり覚えてない」
……そんなのもったいない!!!
文豪の作品は、めちゃくちゃ面白いのです!!!
でも、こう思う人もいるはずです。
「文豪の本って、なんだか難しそう」
「現代文で読んだけど、全然おもしろくなかった」
でも大丈夫。
そんなあなたのために、「初めてでも楽しめる」文豪3選を紹介します。
01.宮沢賢治
宮沢賢治といえば、『注文の多い料理店』や『銀河鉄道の夜』で有名ですね。
これらの作品からもわかるように、賢治は「子供でも楽しめる」童話をたくさん書いているのです。
でもそれだけじゃない。
大人も楽しめるのです。
あなたも小さい頃、学校の授業で『注文の多い料理店』を読んだことがあると思います。
今読んだら、また新しい発見があるかもしれませんよ。
02.太宰治
全体的に暗いイメージ、と思っている人も多いと思います。
でも、『走れメロス』や『富嶽百景』など、スッキリした明るい話もあるのです。
また、太宰の本は、人間の心を浮き彫りにしている作品が多いです。
あなたの悩みも、太宰の本に解決のヒントが隠されているかも!?
03.芥川龍之介
最後が芥川龍之介です。
芥川といえば『蜘蛛の糸』『羅生門』を思い出す人も多いでしょう。
芥川は短編の名手で、「短くて」「読みやすい」作品をたくさん残しています。
現代文で『羅生門』を読んだ人もいると思います。
ちょっと難しいけど、示唆に富んだ作品が多く、「なるほどな〜」と唸らされるものばかり。
寝る前に1作、どうですか?
04.おわりに
ここまで宮沢賢治、太宰治、芥川龍之介について紹介してきました。
「入試にでるから」
というのももちろんですが、人生の教養として、彼らの作品を読んでみてはいかがでしょうか。きっと人生に厚みをもたらしてくれるはずです。
それではこの辺で。失礼します。