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【世界史論述】名古屋大過去問#01

今回の問題はコチラ。

 

秦の始皇帝漢の武帝儒教に対してどのように対応したか、それぞれの対応の仕方を示す事例を挙げて90字程度で説明せよ。

 

今回は「3つのC」のうち、以下のものを使います。


Contrast(対比)

 


秦と漢は、儒教に対して正反対のアプローチを取りました。
まずは、始皇帝武帝の両者のアプローチをまとめましょう。

始皇帝儒教弾圧・李斯・焚書坑儒
武帝儒教奨励・董仲舒儒教官学化・五経博士

要は、「始皇帝儒教を弾圧したけど、武帝儒教を奨励した」ということが書ければOKです。解答例は以下のようになります。

 

秦の始皇帝は李斯を登用し、法家思想の立場から焚書坑儒に見られるように儒教を弾圧した。一方で漢の武帝董仲舒の献策を受けて儒教を官学化し、五経博士を置いた。これにより儒学漢王朝を支える原理として重視された。

 

今回はここまで。