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【世界史論述】モンゴル帝国とイスラーム

今回の問題はコチラ。

 

西アジアにおけるモンゴル政権とイル=ハン国におけるイスラーム教徒の地位を、元朝の場合と比較して120字程度で説明せよ。

 

今回は「3つのC」のうち、次のものを使います。


Contrast(対比)

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イル=ハン国元朝イスラム教徒に関する知識を挙げてみましょう。

イル=ハン国】ガザン=ハン、イスラム教国教化、ラシード=ウッディーン
元朝】モンゴル人第一主義、色目人

こんなところでしょうか。
すべて教科書レベルの知識で対応できます。

要は、イル=ハン国は、イスラムはメイン」「元朝は、イスラムはサブ」

ということが書ければOKです。
解答例は以下のようになります。

 

イル=ハン国では、ガザン=ハンがイスラム教を国教化し、ラシード=ウッディーンなどのイスラム教徒も支配に携わった。一方、元朝ではモンゴル人第一主義がとられ、イスラム教徒はモンゴル人に次ぐ色目人として財政などを担当した。

 

今回はここまで。