【世界史論述】名古屋大過去問#01
今回の問題はコチラ。
今回は「3つのC」のうち、以下のものを使います。
Contrast(対比)
秦と漢は、儒教に対して正反対のアプローチを取りました。
まずは、始皇帝・武帝の両者のアプローチをまとめましょう。
【始皇帝】儒教弾圧・李斯・焚書坑儒
【武帝】儒教奨励・董仲舒・儒教官学化・五経博士
要は、「始皇帝は儒教を弾圧したけど、武帝は儒教を奨励した」ということが書ければOKです。解答例は以下のようになります。
秦の始皇帝は李斯を登用し、法家思想の立場から焚書坑儒に見られるように儒教を弾圧した。一方で漢の武帝は董仲舒の献策を受けて儒教を官学化し、五経博士を置いた。これにより儒学は漢王朝を支える原理として重視された。
今回はここまで。