【世界史論述】東西制度の比較
今回の問題はコチラ。
今回は「3つのC」のうち、次のものを使います。
Contrast(対比)
さて、西欧と周の封建制の違いはよく聞かれます。
その違いを一言でいえば、ズバリ、
契約関係が、双務的か片務的か
です。
もう少し細かく説明すれば、次のようになります。
【双務的】主君と家臣の両方に契約を守る義務がある
【片務的】家臣は契約を守る義務がある
ヨーロッパでは、主君が契約を守らなかった場合、家臣は服従を拒否したり、複数の主君に仕えることができました。
しかし、周においては、親族関係の「宗族」によって封建制が結ばれていたので、たとえ主君がメチャクチャなことをしていても、家臣はとりあえず従うしかないという特徴がありました。また、家臣が複数の主君に仕えるのもNGです。
解答例は以下のようになります。
今回はここまで。