2020-01-12 【世界史論述】東大過去問#03 練習問題-世界史 過去問 過去問-東大 練習問題 練習問題-世界史-論述 練習問題-世界史-論述-中国 今回の問題はコチラ。 ムガル帝国は16〜17世紀の間に宗教政策を大きく変えた。その変化を、関係する二人の皇帝の名を用い、90字以内で説明せよ。 今回は「3つのC」のうち、次のものを使います。Change(変化)Contrast(対比) さて、ここでパッと思いついてほしいのは、「二人の皇帝の名」です。ズバリ、アクバル亭とアウラングゼーブ帝です。二人の宗教政策は対照的です。アクバル帝が「ユルイ」政策、アウラングゼーブ帝が「キツい」政策、というイメージです。具体的には、以下のようになります。 【アクバル帝】ジズヤ廃止。イスラームとヒンドゥーとの融和を図る。【アウラングゼーブ帝】ジズヤ復活。非ムスリムを弾圧。ヒンドゥー寺院破壊。 これらをまとめると、解答例は次のようになります。 16世紀、アクバルはヒンドゥー教徒との融和を図りジズヤを廃止しヒンドゥー教徒を味方につけた。17世紀、アウラングゼーブは非ムスリムを抑圧し、ジズヤを復活させヒンドゥー寺院を破壊した。 今回はここまで。