【受験生必見】京大生が語る、計画を立てる意味と計画の立て方
「勉強の計画立てなきゃ!」
と思っている高校生は多いと思います。でも「さあ立てるぞ!」と思い立っても、
「どうやって計画たてればいいんだ……」
「そもそも計画立てる必要あんの??」
という疑問が湧いてくると思います。
そこで、今回は、「計画を立てる意味」を考えた上で、私が京大受験をするときに実際にやっていた、「計画の立て方」を紹介しようと思います。
(※「計画を立てること」自体に疑問を持っていない方は、01.は読まなくてOKです!)
※「長々とブログなんか読んでるヒマなんてねえよ!!」
という方のために、【ざっくり解説】 の記事も用意しています。(注:本当にざっくりです!!笑)
「結論だけでも教えて!」という場合はこちらをご覧ください。
もくじ
01.計画を立てていなかった人へ
01-1.なんで計画立てなきゃいけないの?
自分のペースを知るためです。
これから詳しく説明しますね。
計画なんていらなくね!?
そう思う高校生も多いと思います。私も受験勉強を始めるまではそう思っていました。
でも、高校3年生になって、「ゴール」と「期限」があるものに対しては、計画を立てるべきだと気づいたのです。
マラソンをイメージしてください。
たとえば、あなたが「制限時間が1時間で、10kmを走る」マラソン大会に出るとします。
(実際のマラソンは制限時間はないかもしれませんが笑)
このときあなたはペースを計算するはずです。
「60分で10kmか……。それなら1kmを6分のペースで走ればいいな!」
ペースを定めていれば、ペースが崩れたときにすぐに調整できます。
「あっ1km走るのに7分かかってる……。もう少し早く走らなきゃ!」
……でも、もしもペースを定めずに、なんとなく走っていたらどうでしょう。
「うわっ!気づいたらあと5分!でもまだ5kmもある……間に合わねえ……」
こうなってももう遅いですよね。
このように、「計画を立てる」ことで、「勉強のペースを知る」ことができるのです。
01-2.計画って守らなきゃいけないの??
自分はそうは思いません!!(某芸人風ボイス)
「計画を立てる」というと、
「計画ってしっかり守らないとダメなんでしょ?」
「計画を守れるかどうか不安だ……」
と言う人がいますが、、マラソンの例からもわかるように、計画は「自分のペースを知るために立てる」ので、必ずしも守る必要はないのです!!
「順調に進んでるな」
「ちょっと遅れてるな」
と自分で「気づく」ために計画を立てるのです。計画からズレたら、また立て直しましょう。
ね?こう考えれば計画を立てた方が良いと思うでしょう?
02.計画の立て方
さて、ここを読んでいる頃には、皆さんも計画を立てたくてウズウズしていることでしょう。(笑)
では、私が京大受験の際に実際にやっていた、(そして今もやっている)計画の立て方を紹介します。それは、
「長期計画」と「短期計画」を立てる
というものです。
02-1.「長期計画」について
「長期計画」では、「ゴール」を定めます。
勉強の目標であれば、
「(受験の目標として)〇〇大学に合格する」
「(高2の目標として)冬の定期テストで学年10位までに入る」
など、「ずっと先のこと」を定めます。これがマラソンの「何キロ走るか(=ゴール)」に当たります。
ゴールが決まっていないと走り出すことはできませんよね?
02-2.「短期計画」について
「短期計画」では「ペース」を定めます。
たとえば、「長期計画」で
「あと半年で数学の偏差値を5上げる!」……(A)
と定めたとします。
その場合、短期計画では「いつまでに」「何を」「どれだけ」すれば良いかを考えます。
上の例ならば、(A)の短期計画としては、
「半年後までに」「数学の問題集1冊を」「10周する」……(B)
などが考えられますね。(ストイック)
そうしたらさらに(B)の短期計画を立てます。
「3ヶ月後までに」「数学の問題集1冊を」「5周する」……(C)
そしてまた(C)の短期計画を……と繰り返します。
こうやって、「半年後」→「3ヶ月後」→「1ヶ月後」→「1週間後」……と短期計画を立てていくことで、「今すべきこと」が明確になります。
「いざ机に向かっても、何から始めれば良いかわからない!!!」
ということはなくなると思います。
ペースが決まっていれば、必要以上に焦ったりすることもなくなると思いますよ!
03.計画を立てる上で注意すること
1. 「ゴールから逆算」
2. ズレたらすぐ修正
この2つに注意してください。
もしも無限に勉強する時間があって、何年間でも受験勉強ができるなら、計画を立てる必要もないでしょう。
でも高校生のみなさんは、(現役合格したいなら)3年間という「期限」があります。
期限があるのなら、「ゴール」をしっかり定めて、そこから逆算するということを意識してください。闇雲に走り続けているだけでは、迷子になったり、間に合わなくなったりします。
また、自分で立てた計画が間違っている、あるいは計画からズレたと思ったら、すぐに修正しましょう。
「計画は守らなくても良い」と言いましたが、それは「修正することが前提」だからです。計画を立てるだけで満足して、計画を確認しなかったり、ズレても無視しているだけなのなら、計画を立てるだけムダになってしまいます。
04.まとめ
ここまで色々と計画について話してきましたが、まとめると
①計画は自分の勉強ペースを知るために立てる
②計画は守らなくても良い。ただしその都度修正すること
③「長期計画」で「ゴール」を定めてから、「短期計画」で「ペース」を定める
という感じです。今まで計画を立てていなかった人も、これまで計画を立てていた人も、ぜひ計画の立て方について考えてみてください。
それではこの辺で失礼します。