【世界史知識】中国の運命を左右する「皇帝ガチャ」
今回考える問題はコチラ。
「なぜ清朝は300年も王朝を継続できたのか?」
一体なぜでしょうか?
今回は「3つのC」のうち、
「Causal relationship」(因果関係)
「Contrast」(対比)
を問うものです。
この問題では、必ず注目しなければならない観点があります。
一体なんでしょうか?
それは「皇帝」です。
中国の王朝が栄えるか滅びるかは「皇帝」の腕次第、という話は以前お話ししましたね。
有能な皇帝が何代も続くことは、中国の歴史上なかなかありません。
ところが!
清朝では、有能と言われる皇帝がなんと6人も続いたのです!
皇帝6連ガチャで、すべてウルトラレアが当たるようなものです(笑)
野球で、1番から6番まで全員ホームランバッターのようなものです(笑)
これは宋や明などほかの王朝とは「異なる」ことです。
そりゃあ国も安定しますよね。
清朝が長続きした「理由」はいくつもありますが、「有能な皇帝が多出したこと」が理由の一つであることは間違いないでしょう。
今日はここまで。