【どっちを取る?】受験のために部活をやめるべきか?【京大生が答えます】
「部活さえなければもっと勉強できるのに」
そう思ったことはありませんか?
それが高じると、こう思う人もいるかもしれません。
「受験勉強のために部活やめたいな」
それも無理のない話でしょう。
部活の忙しい高校生のみなさんは、こう悩むかもしれません。
「受験のために部活をやめるべきか???」
今回はこの悩みにお答えします。
01.私自身の話
すこし私自身の話をさせてください。
私は高3になった段階で、部活を辞めました。
理由は簡単。
受験の邪魔になるから。
「京大を本気で目指したい!」
とは思っていたものの、成績は散々。模試でもE判定を普通に取っていました。
このままではヤバイ。きっと受からない。
私はそう思ったわけです。
そこで、みなさんと同じようにこう思いました。
「ああ、部活をやめたらもっと勉強できるのに」
そこで、即断しました。
「よし、やめよう」
部活のメンバーや、顧問の先生には反対され、大きな迷惑をかけました。
でも、私は本気でした。
「本気で、本気で京大に合格したい」
その気持ちがあったからこそ、部活をやめて生まれた時間すべてを勉強に費やし、みごと現役合格できましたとさ。
めでたしめでたし。
02.本当に勉強一本になれる?
別に自慢をしているわけではありません。
私が言いたいことはただ一つ。
私が現役合格できた理由は、
「部活をやめて、しっかり勉強したから」
これだけです。
これは「たまたま」私が受かったため、サクセスストーリーのようになりましたが、失敗例もたくさん知っています。
実際部活をやめるとわかると思うのですが、
部活がなくなると想像以上の時間が生まれます。
最初は有り余る(ように感じられる)時間をどう扱えばよいか戸惑うと思います。
……そこで、結局こう思う人がでてくるのです。
「時間あるし、少しくらい遊んでもいいか」
「みんなより時間あるし、明日から頑張ろう」
これが失敗の原因です。
「時間があるから」をサボる口実にしてしまうのです。
そうなるともう終わり。
部活をしている人は、メリハリがありますが、部活をやめたあなたはダラダラしてしまい、結局部活をしている人と同じかそれ以下の時間しか勉強せず、結局残念な結果になってしまうのです。
部活を本当にやめようとしている人は、やめる前に、こう自分に問いかけてみてください。
「本当に勉強一本になれる?」
03.要は気持ち次第
ここまでみてくると、部活をやめるのにもデメリットがあるということがわかってきました。
そこで、部活をやめる/やめないことでの、メリット/デメリットを整理してみましょう。
部活をやめる
メリット………勉強時間がふえる上に、勉強の邪魔がなくなる
デメリット……自制心がないとかえってダラダラしてしまう
部活をやめない
メリット………メリハリをもって勉強できる上に、部活の仲間がいる
デメリット……部活に勉強時間をうばわれる上に、勉強の邪魔になる
どうですか?
この2つを比べて、自分に合った方を選びましょう。
要は「気持ち次第」。
あなたの気持ち次第で、どちらの選択もベストな選択になりますよ!
04.さいごに
部活をやめるかやめないか。
どちらが正解ということはありません。
あなたが「この選択で全力で頑張る!」
と決めた方の選択肢が、きっとベストな選択です。
あなたが後悔のない選択ができることを祈っています。
【p.s.】
受験生のみなさんに必要なのは「時間の使い方のセンス」です。
時間がうまく使えれば、部活をやめなくても済むかも!⬇️
それではこの辺で。失礼します。