【睡眠は味方だ!】スタンフォード大学に学ぶ「最高の睡眠」
「睡眠を制する者が人生を制す」
それほど睡眠と人生は密接に関わっています。
「睡眠を制した者が受験を制す」
といっても過言ではないでしょう。
そこで、西野精治さんの『スタンフォード式 最高の睡眠』という本を参考に、
「どうすればぐっすり眠れるのか」
について話していきます。
01.知っておくべき3つのこと
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睡眠不足は「量」では解決できない
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睡眠の質は「最初の90分」で決まる
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「寝溜め」は効果がない
まず、「寝れば寝るほど良い」というのはウソです。
どれくらい寝ると体に良いのかというと、だいたい7時間だそうです。
これより多くても少なくても、死亡率やアルツハイマー病にかかる確率が高まり、体に良くありません。
また、「どれくらいぐっすり眠れるか」は、最初の90分で決まるそうです。
なので、せっかく寝ようとしたのに、LINEの通知がきたせいで目が覚めた……なんてのは最悪。布団に入ったら邪魔が入らないようにしましょう。
また、「最近寝不足だから、土日に寝溜めしよう……」なんてのも効果ナシ。
たとえあったとしても、3週間後に、しかも一時的に効果があるだけです。
寝溜めをするよりは、毎日コンスタントに同じ時間寝たほうが良いです。
02.ぐっすり寝るための3つの方法
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寝る時間と起きる時間を一緒にする
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日中にしっかり「覚醒」する
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光と温度を調節する
まずは、「○時に寝て△時に起きる」というサイクルを一定にしてください。
毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることで、体内時計が整えられて行き、ぐっすり寝ることができます。
まずは「起きる時間」を一定にしましょう。
人間はだいたい起きてから14〜16時間後に眠くなるので、毎日同じ時間に起きていれば、自然と同じ時間に眠くなります。
また、夜にぐっすり「寝る」ためには、日中にしっかり「覚醒」していることが必要です。
オンとオフをしっかり切り替えることが、体にとって大切なのです。
そのため規則正しい食事をとり、少しでもいいので運動をすると良いでしょう。
また、朝起きたら太陽の光を浴びるのも大切です。
体に光をあてることで、「今は活動の時間だ!」と認識させましょう。
また、しっかりお風呂に入ることも大切です。
体温は上がった分だけ下がるので、お風呂に入って温まることで、自然に体温を下げ、眠りの体制へ入ることができます。
ちなみにお風呂に入るのは寝る90前がおススメだそうです。
03.さいごに
人間の体と睡眠は密接に関わっています。
「寝る間を惜しんで勉強だ!!!!!」
と意気込んでも、うまくいくはずはありません。
むしろ
「成績を上げるためにしっかり寝るぞ!!!」
という意識を持って欲しいです。
「よく眠り、よく学べ」
みなさんがぐっすり眠れて、しっかり勉強できることを願っています。