【さあ、どこへ行こう?】志望校の決め方、教えます。
志望校。
受験生のみなさんにとっては、大事な選択ですよね。
どこで、なにを学ぶか。
どこで、なにをするか。
「どの大学に行くか」によって、人生は大きく変わります。
そこで今回は、「志望校の決め方」についてお話しして行こうと思います。
01.自分がなにをしたいか考える
まずは何より、「自分がなにを学びたいか」を考えましょう。
たとえば、「物理を勉強したい!」と思っているのに、法学部に行こうとする人は少ないはずです。
そこで、自分の興味・関心にあった学部はどこなのか(先ほどの例では、理学部が一例になります。)、また、どの学部で学べるのかを調べましょう。
たとえば京大で言えば、
「物理学を勉強したい!!」
と思っている人が、ただちに
「物理学=理学部」
と決めてしまうのは安直です。
分野によりますが、工学部や総合人間学部でも、物理学を学べるところはあります。
「物理=理学部」、「歴史=文学部」のような先入観を捨てて、どの学部でなにを学べるのかを一度調べてみることをオススメします。
02.学部を決める
そのうえで、自分が行きたい学部を決めましょう。
個人的には、大学よりも学部を先に決めるのをオススメします。
なぜなら大学によって設置されている学部が異なるからです。
たとえば、「A大学には農学部があるけれど、B大学には農学部がない」というようなことがあるのです。
やはり自分のやりたいことを学ぶのが一番なので、まずは学部を決めて、そこからその学部がある大学をピックアップしてみると良いと思います。
03.レベルを定める
そしていよいよ志望校決めに移ります。
たとえば「農学部に行きたい!」と思い、農学部がある大学をいくつかピックアップしてみたとします。
もちろん大学によってレベルは千差万別です。家族や学校の先生などに相談して、だいたいどのくらいのレベルを目標に定めるのかを考えましょう。
04.大学の情報を調べる
次にやるべきことは、各大学の情報を調べることです。
たとえば、
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定員は何人か
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受験に必要な科目は何か
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どんな研究が盛んなのか
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就職状況はどうなのか
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大学院進学の状況はどうなのか
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学びのサポートはしっかりしているか
偏差値だけで決めるのはあまりオススメしません。
偏差値が高くても、自分の行きたい学部の分野があまり活発でない大学あるし、逆に無名でも自分の行きたい分野では大きな成果をあげている可能性もあります。
いろいろな情報をしっかり調べて吟味しましょう。
05.「4年間住みたいか」を考える
最後に、「その大学のある街に住んでみたいか」を考えてみましょう。
これは意外と大事です。
たとえば都会が苦手な人は、大都会の真ん中にある大学に通うのはストレスになるかもしれません。
またど田舎にある大学に行くのは嫌だ!という人もいるでしょう。
大学に行くということは、その街で暮らすということです。
もしもなかなか行きたい大学が決まらないならば、「この街に住みたい!」と思う場所を選んでも良いかもしれません。
06.おわりに
ここまでいろいろと話してきましたが、やはり
「自分の行きたい大学に行く」
のが一番だと思います。
今すぐに志望校を決める必要もないし、また志望校が途中で変わることもあるでしょう。
でもとにかく、あなたが納得できる選択をするのが一番です。
ぜひあなただけの志望校を決めてみてくださいね。
【p.s.】
高2生の諸君、準備はいいか?⬇️
それではこの辺で。失礼します。